5月3日に行われるAFCチャンピオンズリーグ・エリートの決勝戦。ここまで勝ち上がってきたのは日本の川崎フロンターレと、サウジアラビアのアル・アハリの2チームだ。
川崎は先日のアル・ナスル戦で3-2と勝利を収め、クリスティアーノ・ロナウドやサディオ・マネ、ジョン・デュランらが所属するスター軍団を撃破したと世界的に大きな話題となった。
優勝を果たせば大会の賞金である14億円が転がり込むとあって、川崎にとっては非常に大きな一戦となる。
ただその一方、決勝トーナメントを開催しているホスト国のサウジアラビアも、ここにかける思いは強いようだ。
『Saudi Gazetta』によれば、サウジアラビアのスポーツ大臣であるアブドゥルアジーズ・ビン・トゥルキ・アル・ファイサル王子は「優勝したサウジアラビアのクラブの選手に一人当たり20万リヤル(およそ800万円)の賞金を支払う」と約束したという。
また、決勝戦に進出したチームにも「選手一人あたり10万リヤル(およそ400万円)を支払う」と伝えられており、アル・アハリの選手はすでにこれを手にしたことになる。
AFCチャンピオンズリーグ・エリートの決勝戦は、サウジアラビアのジッダにあるキング・アブドゥラー・スポーツシティで5月3日に開催される予定だ。果たして川崎フロンターレは日本にアジア王者のタイトルを持ち帰ることができるだろうか。