フランスが誇る世界的強豪のPSGが、ついに欧州制覇を成し遂げた。

現地31日に欧州最強クラブを決めるUEFAチャンピオンズリーグ決勝が行われ、PSGがインテルを5-0で下して、初優勝を飾ったのだ。

PSGはキックオフで相手にボールを渡すような形で試合をスタートさせたが、結果的にはインテルを圧倒。

決勝戦で5点差以上がつくのは史上初のことで、インテルMFニコロー・バレッラは「あらゆる面で相手が優れていたし、エネルギーに満ちていた」と脱帽していた。

一方、PSGのルイス・エンリケ監督は「このレベルに達するためにとてもいい準備をしてきた。チームは並外れていたし、ハイインテンシティのプレスをかけた。ウスマヌ・デンベレは相手DFやGKに対して絶え間なくプレッシングをしてくれた。誰もが誰にバロンドールを受賞するか気になっている。だが、決勝戦での守備ぶりを考えれば、デンベレにバロンドールを授与したい。これこそがチームを率いるということだ。彼がバロンドールに値するのは間違いない」とコメント。

28歳のデンベレは世界的ウィンガーだが、今季は偽9番としても起用され得点力を覚醒させた。

この日も最前線で起用されると守備でもチームのために奔走。

バルセロナ時代には遅刻魔で知られ、規律面が問題視されてきたが、優勝後には「初のチャンピオンズリーグ優勝は格別なことだ。

パリでも格別なはず。でも、僕は何も壊さずに祝うようにと言ったんだ」と述べていた。地元パリサポーターに破壊行為をしないように呼び掛けていたとのこと。

編集部おすすめ