俳優の木村拓哉が織田信長役、綾瀬はるかが信長の正室・濃姫役を演じる公開中の映画「レジェンド&バタフライ」の興行収入が20億円目前となった21日、都内で「殿!大ヒットおめでとうございます」と銘打った舞台あいさつが行われた。

 その前日の20日に発表された「全国映画動員ランキング」(興行通信社調べ)で同作は、前週の3位から6位にダウンしてしまった。

 「週ごとに客足は鈍っているが、まだまだ公開は続きそう。そうすることによって、何としても採算ラインと言われている興行収入35億円に届かせるのでは」(映画業界関係者) 

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 木村といえば、4月期にフジテレビ系月9枠で放送されるドラマ「風間公親-教場0-」で9年ぶりの月9枠主演を飾ることになった。

 そして、同じ4月期のTBSの看板ドラマ枠「日曜劇場」では、福山雅治主演の「ラストマン-全盲の捜査官-」が放送されることが発表された。

 これまで数々のドラマで主演を務めてきた2人がようやく〝ガチンコ〟で視聴率対決をすることになったが、となると、注目が集まるのが2人の主演映画の数字だ。

 「キムタクはSMAPの解散、福山は吹石一恵の結婚が原因でそれぞれファン離れを招いてしまったが、それぞれ、それを乗り越えての主演映画。福山は昨年公開の主演映画で人気の『ガリレオ』シリーズの映画最新作『沈黙のパレード』は30億円を突破。
まず、キムタクの主演作がその数字を超えられるのかが注目される。キムタクのドラマには新垣結衣北村匠海の出演が発表され、福山が全盲の刑事を演じる新ドラマでは大泉洋がバディを組むことが発表済み。共演者の好演によるサポートにも視聴率の浮沈がかかっている」(テレビ局関係者)

 いずれにせよ、木村も福山も放送前には積極的に番宣に稼働してPRすることになりそうだ。