カントリー・ガールズの結成2周年記念ライブで、“ももち”こと嗣永桃子が来年6月30日で、グループおよびハロー!プロジェクトから卒業、また芸能界も引退することを発表した。嗣永桃子は、「Berryz工房」が15年3月に無期限活動停止した後に、カントリー・ガールズで「プレイングマネジャー」として活動していたが、約2週間前にメンバーには卒業の意志を伝えていたという。
同じくハロー!プロジェクトである里田まいは、今回の引退発表を受けて、「どんな事にも真摯に取り組み、努力し、アイドルとしての自分を全うする彼女のプロフェッショナルな姿に、私は彼女より8歳も年上ですが学ぶ事は多く、いつも尊敬していました」とコメント。大絶賛している。
完璧なアイドル、時には、うざいくらいの“ぶりっこ”キャラを演じ切る嗣永は、ファンからの評価も非常の高かった。決して“アイドル”の仮面をとらない彼女であったが、それはバラエティ番組の“ネタ”としてだけではない。振り付け師からは、「(気安く)ももちなんて呼べない」と語られたこともあった。
バラエティ番組で活躍することも多かった嗣永だが、過去に番組内で、極楽とんぼの加藤浩次から引きずりまわされたことがある。当時、嗣永は決してバラエティ番組に頻繁に出演するようなアイドルではなかった。ただ、彼女の振る舞いを後に、ラジオ番組で振り返った加藤は、「あいつのすごいところは、普通、怖がるじゃん。
また、10歳からアイドルとして活動を続けてきた彼女だが、大学まで卒業。幼稚園と小学校教育に関わる教育職員免許状を取得。
アイドルとして“プロ”を全うした嗣永桃子。彼女であれば、次のステージでも“プロ”として活躍することは間違いないだろう。