深夜帯にもかかわらず高視聴率を獲得した前作の続編として放送された吉瀬美智子主演のテレビ朝日系ドラマ「ハガネの女 season2」。16日に最終回が放送されたが、視聴率は伸び悩んでしまった。
「前作は金曜午後11時15分の枠だったにもかかわらず、視聴率が全7話のうち3話で2ケタを超えた。そこで今回木曜午後9時の枠に格上げされたが、終わってみると全9話が1ケタという惨敗ぶりだった」(芸能記者)
というのも、前作と今作はドラマの脚本がまったく違ったというのだ。
「『ハガネの女』は女性向けコミック誌『YOU』(集英社)に連載中の深谷かほるさん原作の人気作品。前作は原作に忠実に描かれていたが、今作はオリジナル脚本中心に制作。そのことが“火種”となってしまった」(同)
ドラマの放送終了後、深谷氏は自身のブログを通じ「私、深谷かほるは ドラマ『ハガネの女 シーズン2』の内容に対しての意思表明として、(1)原作者を降り、クレジットを削除していただきました。(2)DVDを含むビデオグラム化、モバイル配信、インターネット配信についても反対しております」と表明したが何があったのか?
「最終回の放送では深谷氏のクレジットが削除されていた。
吉瀬にとっては寝耳に水だったはずだが、ファンからはシーズン3の制作を期待する声もあがっていただけに、残念な結末となってしまった。