「三菱 eK 他 計2車種」の 制動装置(ブレーキマスターシリンダー)に不具合があり、意図しない加速をするおそれがあるとして、国交省にリコールを届け出た。ブレーキマスターシリンダーにおいてピストン形状が不適切なため、ブレーキオートホールド機能(※1)、およびヒルスタートアシスト機能(※2)解除時に、ピストンが正規位置まで戻らず、ブレーキを引きずることがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、アクセルペダルを離した際に、意図した以上に減速することがある。また、加速しないことでアクセルペダルを踏みこむ時があり、最悪の場合、走行中にブレーキの引きずりが解消すると、意図しない加速をするおそれがある。※1:ブレーキを踏んで停車したときにペダルから足を離しても停車状態を維持する機能。※2:坂道発進での車の後退を防ぐため、ブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える間、ブレーキを最大2秒間キープする機能。(リコールプラス編集部)
【発 表 日】2025/06/12
【企 業 名】三菱自動車工業株式会社
【キーワード】三菱、eK、制動装置、ブレーキマスターシリンダー
【 ジャンル 】自動車
【 関連情報 】
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001893924.pdf
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