中国商務部の郭婷婷(グオ・ティンティン)副部長は19日に行われた記者会見で、「今年第1四半期(1-3月)には、中国の対外投資が安定した発展傾向を維持し、非金融分野の対外直接投資は前年同期比12.5%増の2429億2000万元(約5兆1013億円)に達した。同期のASEANへの投資は同36.7%増、欧州連合(EU)への投資は同34.5%増となった。
同部総合司の楊涛(ヤン・タオ)司長の説明によると、第1四半期には、中国から「一帯一路」共同建設国への非金融分野の直接投資は同12%増の543億2000万元となり、同期の対外投資総額の22.4%を占めた。投資先を見ると、地域的な包括的経済連携(RCEP)加盟国への投資は同33.5%増、中欧・東欧諸国への投資は同41.3%増となり、投資全体の成長率を大幅に上回った。(提供/人民網日本語版・編集/KS)