2025年6月24日、韓国メディア・ソウル経済によると、サムスン電子の半導体米国法人(Samsung Semiconductor, Inc、SSI)が、最高32万ドル(約4650万円)の基本年俸で部長(ディレクター)、チーム長(マネジャー)クラスの中途採用を進めている。

半導体業界が伝えた。

営業職部長クラスに30万ドル以上という年俸は異例だという。記事は「破格の採用」だとし、米国で大型ファウンドリ顧客企業の確保に向けた「総力戦」に突入したと分析している。

採用を進めているのは営業・事業開発のディレクター、マネジャーと、顧客企業の品質管理を担当するエンジニアリングシニアマネージャー。成果給を含むと最高年俸40万ドル(約5800万円)までになるという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「今さら遅いと思うが、もっと破格でないと」TSMCからスカウトしてくれば?」「サムスンはもう米国に移ればいいと思う。韓国にいて何になる?」「工場は米国にあり、米国人を採用し、下請けも米国企業。もうサムスンは米国企業だ。現代自動車も米国に工場を建てている。仕事はろくにせず金ばかり要求する韓国人は数十万人の雇用を失った」「「サムスンあっての韓国。厳しいグローバル競争に生き残らなければ未来がない」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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