2025年8月26日、韓国・ニュース1は「今年の分娩予定者は30万人を超える見通しで、6年ぶりに出生児が30万人台に回復すると見込まれる」と伝えた。
国会予算政策処の推計によると、今年の分娩予定者は30万4000人で、前年(28万3000人)を上回る。
今年の分娩予定者は30~34歳が14万3072人で最も多く、35~39歳、25~29歳、40~44歳、20~24歳の順となる。人口が多い1991~1996年生まれの女性たちが30代に入ったことで、分娩予定者数が増えたと分析される。
韓国の出生児数は2015年(43万8420人)をピークに毎年、減少を続け、20年(27万2337人)に初めて20万人台に落ち込んだ。23年は23万28人まで減少したが、昨年は23万8300人で9年ぶりに持ち直した。
合計特殊出生率も15年(1.239人)以来、下がり続けたが、昨年は0.750人で9年ぶりに持ち直している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「うれしいニュースだね。この国の未来を担う宝たち、元気に育ってほしい」「ベビーブームの世代が産んだわけだから、これからまた減るよ」「20年前は大学修学能力試験(大学入学共通テスト)受験者が80万人いたが、今は30万人でニュースになる時代か…」「結局、1組の男女が3人以上産まないと亡国だ」「出産後の恵沢をもっと増やすべきだと思う。それがこの国の生きる道だ」といった声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)