2025年8月24日、中国のポータルサイト・捜狐に「鬼滅の刃」の人気キャラクター・猗窩座(あかざ)の名技を再現した日本人カメラマンを絶賛するコラムが掲載された。
コラムの執筆者であるブロガーはまず、「劇場版『鬼滅の刃』 無限城編 第一章 猗窩座再来の大ヒットにより、上弦の参・猗窩座の人気が急上昇している。
その上で、「『破壊殺・羅針』は、自らを中心に十二方位へ雪の結晶のような陣形を展開し、相手の闘気を感知する猗窩座の戦闘様式の基盤である。漫画、特にアニメの中では非常に華麗で迫力ある演出だが、これをどう再現したのか。もちろん、まずは猗窩座のフィギュア本体を用意する必要がある。次に、黒い板材を用意して切り出し、茶色の塗料で木目調の床を演出する。パソコン上で雪の結晶のような陣形をデザインし、印刷したものを板材に貼り付け、図案に沿って切り抜く。これこそが『破壊殺・羅針』を再現する鍵だ」と紹介した。
また、「撮影環境としては、一枚のガラステーブルの上に作成した『破壊殺・羅針』の陣形を置き、背後に黒い背景を加える。下方と側面からは青いライトを当て、正面には一眼レフを設置する。
そして、「最終的な完成品では、青白い雪の結晶の陣形が地面から浮かび上がるように現れ、周囲に立ちこめた煙と相まって、まるでアニメの場面がそのまま再現されたかのように猗窩座の気迫が全開となった。ネットユーザーは『かっこ良すぎる!』『雪の結晶の陣形の表現が素晴らしい』『今にもフィギュアが動き出しそう』『再現度100%だ』と絶賛した。多くの人が次は無限城の背景で制作してほしいと期待を寄せた」とし、「優れた作品は公式の創作だけにとどまらず、ファンがさまざまな方法で彩りを添えるものでもある。『鬼滅の刃』の熱気が途切れず続いているのは、キャラクターへの愛を形に変える人々の創意工夫があるからにほかならない」と論じた。(翻訳・編集/岩田)