上海ディズニーリゾートは8月25日、入園チケットの価格体系を10月中旬から見直し、現行の475元(約9800円)から799元(約1万6500円)までの範囲内に中間的な価格帯を新たに導入すると発表しました。これにより来園者は、より多様で柔軟な選択が可能になります。
同園のチケットはこれまで4段階から6段階へと拡充されており、現在は475元、539元(約1万1100円)、599元(約1万2400円)、659元(約1万3600円)、719元(約1万4800円)、799元の設定です。今回の調整でさらに細分化することで、混雑の平準化や来園者の利便性向上を図ります。最低価格と最高価格は据え置かれ、上海ディズニーは混雑予測に基づいて価格を決めた上で30日前に公表します。

また、3歳から11歳の子ども、60歳以上の高齢者、障がい者は約25%割引きで購入でき、3歳未満の乳幼児は無料で入園可能です。
この他、「上海観光フェスティバル」限定の午後チケットが用意され、9月13日から19日の期間中、当日の午後3時以降に入園して園内を楽しむことができます。
さらに、9月は「ダッフィーマンス」や上海語版の特別公演がおこなわれ、10月にはハロウィーンイベントの拡大版などが登場します。国慶節や中秋節といった大型連休のシーズンには、通常のナイトショーに加え、特別な城郭プロジェクションと花火が披露され、来園者に華やかな体験を提供します。
今回の価格体系の見直しとイベント拡充により、上海ディズニーは多様な客層の需要に応えつつ、年間を通じた快適な体験の提供を目指しています。(提供/CRI)