中国のSNS・小紅書(RED)に25日、「日本の病院に腹が立った」との投稿があり、反響を呼んだ。

投稿者の女性は「JP(日本)はとんでもない」と題し、「もう二度と日本の病院には来ない」とつづった。

夜中に高熱を出して「大病院」の救急外来を受診したという女性は、「外で座れないまま25分も待たされ、エアコンもなくて暑くて仕方なかった。家では熱が38度7分あって倒れそうだったのに(後で37度7分になったけど)」と不満をつづった。

また、「最初に(医療スタッフに)『期限切れの乾麺を食べた』と伝えたので、病院側はずっと私と彼氏に『(医療費を支払う)お金はあるのか?』と聞いてきた。彼氏は医者に『期限切れの乾麺を食べたから、私たちは貧乏だと思ってるの?』と聞いていた」と当時の状況を振り返った。

女性はさらに、「その後も違う医者が次々に来て、同じ質問ばかり繰り返された(笑)」としたほか、「点滴を打つのに針を3回も刺してようやく入った。腫れた」とつづり、腕に3カ所の止血用のパッチが貼られている写真をアップした。

この投稿に、中国のネットユーザーからは「日本の病院はとんでもないな」「日本人が注目するのは金があるかどうか?。笑えるな。医療を学ぶのは人を助けるためだろうに」「もしあなたが『お金はありません』って言ってたら病院はどうするんだろう?。追い返すか、役所で生活保護の申請をさせるか?」といった声がある一方、「あなたは医療保険に入ってるんだし、医療費踏み倒しを心配したんじゃないと思う。きっと生活を心配して善意で言ってくれたんだよ」との声も寄せられた。

また、「救急外来には行かない方がいい。

分かる人には分かる」「(日本の病院で)私も同じ経験ある。時間の無駄だよ。3時間待って診察は2分、薬出されて終わり」といった声や、「点滴はマジでそう。(日本の)看護師は点滴を(うまく)打てる人は少ない。出産の時に腕じゅうが紫色になった」とのコメントも。

このほか、「翌朝まで我慢できそうなら、日中に病院に行った方がいい。大病院は基本的に、救急車で運ばれるか、診療所からの紹介状を持っていくか、日中の外来を受診するかしかない」「38度を超えたらカロナールを飲んで、熱が下がれば問題なし。それでも熱が下がらないなら病院へ」「正直言って、熱が39度以上でろれつが回らなかったり、けいれんしたり、下痢や嘔吐(おうと)が激しかったりしない時に初めて、救急外来に行くもんだ」といった意見も寄せられている。(翻訳・編集/北田)

編集部おすすめ