米国のトランプ大統領は8月25日、ホワイトハウスで記者団に対し、米国はウクライナ政策を変更し、ウクライナへの直接資金援助を停止すると明らかにしました。またウクライナが武器を必要とする場合、欧州の北大西洋条約機構(NATO)加盟国を通じて調達しなければならないと述べました。

トランプ氏は、米国が過去にウクライナに対し最大3500億ドルもの資金提供を約束したことで、「搾取」されてきたと指摘しました。今後米国はウクライナへの直接資金提供を停止し、ウクライナの武器需要はNATOが引き継ぐと述べました。米国はNATOとの間でのみ武器の取引を実施し、武器の費用はNATOが全額負担する必要があると付け加えました。

さらにトランプ氏は25日、ウクライナの安全保障問題において、米国は補助的な役割に徹するとも表明しました。(提供/CRI)

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