中国が独自に建造した新型海上浮遊式液化天然ガス生産装置(FLNG)「NGUYA FLNG」が、中国東部江蘇省啓東市から出航し、コンゴ共和国付近の海域に位置するプロジェクト設置地点に向かいました。今回の就航は、世界のFLNG分野の技術革新とプロジェクト管理の新たなブレークスルーを示すだけでなく、中国企業のハイエンドエネルギー設備分野における建造能力も明らかにしました。

「NGUYA FLNG」は全長376メートル、幅60メートル、深さ35メートルで、液化天然ガス(LNG)の貯蔵量は18万立方メートル、LNGの年間生産能力は240万トンに達し、コンゴ共和国最大の港湾都市ポワントノワール沖に配備されます。

建造技術者によると、FLNGは陸地から遠く離れた海域で採掘された天然ガスを直接液化して貯蔵することができ、船舶海洋エンジニアリング設備の中で建造が複雑でコストが高く、付加価値が大きい製品の一つで、船舶海洋工業業界の「王冠の新たな真珠」と呼ばれています。(提供/CRI)

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