中国メディアの環球時報によると、24日から中国を訪れていた韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が派遣した特使団の朴炳錫(パク・ビョンソク)団長は26日、韓国大使館で記者団に対し、この日までの3日間の成果について総括した。
環球時報が韓国・連合ニュースの報道として伝えたところによると、朴氏は、中国指導部が韓国側に対し、韓国国内に広がる反中感情に対応するよう求めたことを明らかにした。
朴氏によると、(中国で会った指導部の)ほぼすべての人が韓国国内の反中感情について言及し、韓国側に対応を求めた。韓国側は、言論の自由の範囲を越えるものについては取り締まる意向を示したという。
朴氏によると、特使団は中国に文化コンテンツの開放を要請したが、越えなければならない山があることが確認された。朴氏は「中国側は有益で健全な分野については交流を拡大するという立場だが、その認識には韓国側との違いがあり、文化開放にはより多くの時間と理解が必要だ」と語った。(翻訳・編集/柳川)