第6回中国質量大会が16~17日に南京で開催されました。国際標準化機構(ISO)の統計によると、中国はすでにISOへの参加度が最も高い加盟国の一つとなっているとのことです。
ISOの曹誠煥(CHO Sung Hwan、韓国)会長は、「中国は現在約90のISO技術委員会で事務局を担当している。これは膨大な数であり、非常に注目される実績である。中国はISO技術委員会とサブ委員会の業務の99%に関与しており、ISOの使命に大きく貢献している」として、「中国はすでにISOへの参加度が最も高い加盟国の一つになった」と指摘しました。
曹会長によると、中国は電気自動車のバッテリー、太陽光発電パネル、鉄鋼製造、船舶、風力発電、航空宇宙などの分野で先行しており、これらはすべて中国が標準と標準化を重視していることの表れだということです。
曹会長はさらに、「中国は今後の発展に向けて大きな潜在力を秘めている。それは中国が人工知能(AI)、量子技術など、多くの未来の科学技術の発展をリードしているからだ。そのため、中国は国際舞台でさらに多くの役割を果たすことができるし、AI、量子技術、サイバーセキュリティーなどの標準制定に重要な役割を果たすことができる」との考えを示し、今後、中国が関係各方面とより密接に協力することや、国際標準化分野でより強いコミットメントとより大きな貢献をすることに期待を寄せました。(提供/CRI)