中国メディアの羊城晩報によると、泰山登山に挑戦した視覚障害者夫婦の盲導犬を無視する行動が物議を醸した。
映像によると、当日は雨天で、レインウエアをしっかりと着込んだ夫婦に対し、盲導犬はびしょ濡れになりながら夫婦を誘導しなければならなかった。
また、夫婦は途中休憩の際、自分たちだけ水分補給し、盲導犬が喉が渇いているかどうかなど全く気にしなかったという。
夫婦の行動に対し、インターネット上では「この夫婦は盲導犬をまったく大切にしていない」との声が上がり、この盲導犬の所属元に対し、連れ戻すよう求める声も多く寄せられた。
所属元は18日、夫婦の盲導犬利用を一時停止し、専任の人と車両を派遣して盲導犬を連れ戻すとコメントした。(翻訳・編集/柳川)