中国メディアの上遊新聞によると、寧夏回族自治区銀川市の公立図書館、寧夏図書館について、インターネット上にこのほど、閲覧エリアの各書架の上の天井に多数の監視カメラが密集して設置されているとする投稿があった。

この投稿に対し、「読書までも全過程監視?」「圧迫感を覚える」などと困惑の声が寄せられた一方で、「カメラがあれば本の紛失や破損を防ぐことができる」「公共財産を守ることができる」などの声も寄せられたという。

図書館の職員は上遊新聞の取材に対し、これらの機器は監視システムではなく蔵書点検システムだとし、「各カメラの焦点は書架に合っていて、利用者ではなく書架を撮影している。その目的は、書架にあるすべての書籍を体系的に監視し、その位置と情報を特定することだ」と回答した。(翻訳・編集/柳川)

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