2026年5月22日、中国メディアの財連社やIT之家などによると、中国の電気自動車(EV)大手BYD(比亜迪)が世界最高峰の自動車レースであるF1(フォーミュラ1)参戦に向けて積極的な動きを見せている。
フランス・カンヌでこのほど開催されたBYDのイベントで、同社のステラ・リー(李柯)副社長がレッドブル・レーシング元CEOのクリスチャン・ホーナー氏と秘密裏に会談した。
関係筋によると、BYD側はホーナー氏を通じて、F1のステファノ・ドメニカリCEOや国際自動車連盟(FIA)のモハメド・ビン・スライエム会長を含むモータースポーツ界の幹部らと協議を重ねているが、キャデラックに続く12番目のチームとしてのF1参戦までのスケジュールやパワーユニットを自社開発するのかといった具体的な内容はまだ明らかになっていない。
記事は、「F1における中国市場の重要性はますます高まっている。今年3月に開催されたF1中国グランプリ(GP)は2030年まで継続されることが決定している。統計によると、中国には1億人以上のモータースポーツファンがいる。BYDのステラ・リー副社長は以前、同社の技術力をアピールするため、社内でF1を含むモータースポーツへの参戦について協議していると語ったことがある。ただし、F1への新規参戦のハードルは高い。手続きの複雑さやエントリー費用に加え、既存チームへの補償として数億ドル規模の『反希薄化補償金』を支払わなければならない」と紹介した上で、「最終的に実現すれば、中国の自動車ブランドが世界最高峰のカーレースに参戦するという重要な分岐点となり、中国メーカーの世界戦略がモータースポーツ分野にまで進出したことを意味する」と指摘した。(翻訳・編集/原邦之)











