中国メディアのIT之家によると、イタリアの高級スポーツカーメーカー、フェラーリ初のバッテリー式電気自動車(BEV)「Luce(ルーチェ)」について、中国市場での旺盛な需要により年間販売目標を前倒しで達成したと報じられた。

英フィナンシャル・タイムズが事情に詳しい2人の関係者の話として伝えたところによると、フェラーリはルーチェの販売目標を明らかにしていないが、米アップルの元デザイナーのジョニー・アイブ氏がデザインし、価格が55万ユーロ(約1億285万円)からとなるこのBEVを今年500台弱販売することを目指しているという。

関係者2人のうち1人は、販売目標について、5月の発売からわずか2カ月後の7月上旬に達成されたと述べた。

イタリア語で「光」を意味するルーチェは4ドア5人乗りで、海外では発表以来、その外装をめぐって「格好悪い」「あまりにも期待外れだ」などと否定的なレビューが相次いだ。ミラノ証券取引所に上場しているフェラーリの株価は発表後の最初の取引で8%超下落した。

30日に第2四半期の決算を発表するフェラーリは、ルーチェについて、自社の技術をアピールし、特に中国やシリコンバレーなどのテクノロジーハブにおいてすでにEVの運転に慣れている新世代の富裕顧客層にアプローチするための試みだと擁護している。

中国では6月26日に発売された。中国における自動車関連情報を発信しているCarNewsChinaによると、価格は398万8000元(約9571万円)からで、割り当て分88台が即完売したという。(翻訳・編集/柳川)

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