中国メディアの快科技は4日、「ロシアで6月に販売された新車の2台に1台が中国ブランド」とする記事を掲載した。

中国の自動車業界団体、中国自動車流通協会乗用車市場情報連席分会の崔東樹(ツイ・ドンシュウ)秘書長によると、ロシアの6月の自動車販売台数は前年同月比22%増の12万2000台に上った。

うち6万7000台が中国ブランドで、シェアは今年に入ってから最高の54.9%に達した。

メーカー別に見ると、奇瑞(Chery)は月間平均販売約2万台を維持し、複数のブランドにわたる現地生産、受託生産、完成車輸出を組み合わせることで成長を遂げている。吉利(Geely)および傘下の極氪(Zeekr)、北汽(BAIC)も力強い伸びを見せた。

バッテリー式電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などの新エネルギー車では、長安(Changan)、Zeekr、嵐図(VOYAH)が特に好調だった。問界(AITO)、比亜迪(BYD)、小米(Xiaomi)も一定の販売台数を記録し、PHEVや発電専用のエンジンを搭載したレンジエクステンダーEV(EREV)が欧米の高級車の撤退によって生じた市場の空白を効果的に埋めた。

中国メーカーはロシアの政策変更に応じてノックダウン方式の組み立てや地域生産拠点の設立、部品配送センターの設置などを通じて主要部品の現地調達率を60%以上に引き上げている。崔氏は「すべてのメーカーにとって、完成車を輸出すれば勝利を得られる時代はすでに終わり、技術輸出+現地組み立てが唯一の活路となっている」と指摘した。(翻訳・編集/柳川)

編集部おすすめ