香港メディアの香港01は4日、クリストファー・ノーラン監督の新作映画「オデュッセイア」の北京プレミアで司会者が取った姿勢が中国のネットユーザーの強烈な不満を呼んだと報じた。

記事によると、会場にはノーラン監督やマット・デイモン、シャーリーズ・セロンらが登場。

司会を務めたのは上海広播電視台・外国語チャンネルのバイリンガル司会者、陳璇(チェン・シュエン)氏だった。

ステージ上で陳氏が大きく膝を曲げ、「仰ぎ見る」ような格好でゲストらにマイクを向けたことに「外国崇拝」「そこまでへりくだることはない」などの声が上がった。

ネットユーザーの間では、陳氏が中国の芸能人にインタビューした際、終始真っすぐ立っていたという過去の姿を掘り起こす動きも見られ、これに大勢の人から「中国人と外国人で態度を変える『ダブルスタンダード』だ」との声が寄せられたという。

ネット上で起きた議論に対し、陳氏は「北京プレミアでそのような姿勢を取ったのはカメラアングルを考えてのことだった」と説明した。業界関係者からは陳氏を擁護する声が上がる一方、「現場には複数のカメラが設置されており、映像を切り替えれば済んだ話。司会者が自らそこまでする必要はなかった」との意見も聞かれた。

また、この件を受け、一部メディアや法曹界の関係者からは、「外国関連の公式の場での礼儀は卑屈にも高圧的にもならず、対等・尊重の態度を堅持すべきだ」と注意を促す声が上がった。(翻訳・編集/野谷)

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