7日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比39.69ポイント(1.02%)高の3940.04ポイントと4日続伸した。7月15日以来、約4週ぶりの高値水準を回復している。

 前日までの好地合いを継ぐ流れ。7月の中国景況感指数が下振れたことなどを背景に、当局は景気対策を急ぐとの観測が広がっている。7月30日に開催された中国共産党中央政治局の月例会議では、これまでの財政・金融政策の効果を高める考えが示された。複数のブローカーが、10月までに金融緩和や追加の刺激策が打ち出されると予想している。一方、取引時間中に公表された7月の中国貿易統計は、米ドル輸出が予想を上回る半面、米ドル建て輸入は下振れている。輸入下振れが内需の弱さを連想させた。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、ハイテクの上げが目立つ。プリント基板(PCB)大手の深セン市景旺電子(603228/SH)や銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)、半導体材料の有研新材(600206/SH)がそろって10.0%(ストップ)高、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が8.3%高、光ファイバー・ケーブルの江蘇亨通光電(600487/SH)が6.0%高、LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が5.0%高で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、IC設計・IP供与の芯原微電子(ベリシリコン・マイクロエレクトロニクス:688521/SH)が6.1%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は2.5%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
 医薬株も急伸。哈薬集団(600664/SH)と浙江海正薬業(600267/SH)がそろって10.0%(ストップ)高、薬明康徳(603259/SH)が8.5%高、浙江華海薬業(600521/SH)が6.6%高、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が4.8%高、万泰生物(603392/SH)が4.6%高で取引を終えた。
資源・素材株、消費株、軍需産業株なども買われている。
 半面、通信ネットワーク株は安い。中貝通信集団(603220/SH)が2.8%、中国電信(601728/SH)が1.9%、中国聯通(600050/SH)が1.8%、中国移動(600941/SH)が1.0%ずつ下落した。メディア・娯楽株、公益株、自動車株、銀行・証券株も売られている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.50ポイント(0.18%)高の281.13ポイント、深センB株指数が1.25ポイント(0.11%)高の1162.67ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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