中国・広東省深セン市の生態環境局および公安局交通管理局が共同で「市全域で自動車のクラクションを禁止する措置に関する通告」を発表した。15日付で中国メディアの南方都市報が伝えた。

通告によると、11月1日から5年間、毎日24時間、市全域で自動車のクラクションを鳴らすことが禁止される。「道路交通安全法」に定める急カーブや坂の頂上付近など安全な視界を確保できない場合や、追い越し時、緊急時に合図する場合は除く。

規定に違反して鳴らした場合は、300元(約7000円)の罰金が科される。1年以内に3回以上違反した場合は、3回目から1回につき500元(約1万2000円)の罰金が科されるという。

中国のネットユーザーからは「わざわざルールで規定する意味が分からない」「これからは(道路で)大声を出すしかなさそうだ」「10年前に運転免許の実技試験を受けた時は発進前にクラクションを鳴らすことになっていて、鳴らし忘れると減点された」「全部『亀車(亀のように遅い車)』になるだろう」「とりあえずどうやって取り締まるのか見ものだ」といった声が上がった。

また、「一番うるさいのは電動バイクのクラクションなんだが?」「電動自転車(電動バイク)が車道を走るもんだから車はクラクションを鳴らさざるを得ない(※中国では地域によって異なるが電動自転車や電動バイクは原則自転車道を走ることになっており、一般の車道などの走行は制限される)」「それより電動バイクを取り締まってほしい。(運転が荒っぽくて)歩行者は横断歩道を渡るのもビクビクだ」といったコメントも寄せられている。

中国の道路上では頻繁にクラクションが鳴らされる。深セン市では騒音対策として2023年にも禁止措置が取られたほか、北京市や上海市の一部地域などでも同様にクラクションを制限する措置が導入されている。(翻訳・編集/北田)

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