2026年10月27日、香港メディア・香港01は、上海市で警察官の制服を着た人型の交通管理ロボットが街頭を巡回し、夜間に足元の青い光に照らされた姿にネット上で驚きの声が上がっていると報じた。

記事は、ネットユーザーが投稿した動画や写真から、ロボットが警察官の制服と制帽、白い手袋を身に着け、顔立ちも本物の人間とよく似ており、男性警察官と女性警察官の2種類の外見があると紹介。

両足は四輪の移動式台座に固定されており、車道や横断歩道、歩道を滑らかに移動できると伝えた。

また、とりわけ夜間に勤務する姿が注目を集めており、周囲が暗くなると台座の青いライトが点灯し、下から顔を照らした状態で移動するため、偶然出くわして驚く市民もいると説明。ネット上では「葬儀で使う紙製の人形か?」「あの青い光はハロウィーン?」「上海はやはり時代の先を行き過ぎている」といった声が上がったほか、交通の妨げにならないかを心配する声もあったと伝えた。

記事によると、このロボットは今年7月の世界人工知能大会の期間中に上海世博展覧館周辺の交差点で運用が始まったという。市民の問い合わせに正確に答え、中国語と英語の2カ国語で滑らかにやり取りできるほか、周辺の交通ルートや事故処理などの知識も備えているとのことだ。

また、搭載されたマルチモーダル視覚認識アルゴリズムによって信号機の表示を正確に識別し、自律的に判断して交通整理を行えると記事は紹介している。

記事は、ロボットが電動自転車に乗る際のヘルメット未着用や停止線を越えての停車、違法な二人乗りといった交通違反を的確に捉え、音声で注意を促すこともできると説明。交差点には専用の充電ボックスが設けられており、バッテリー残量が少なくなるとロボットが自ら戻って充電し、長時間の勤務を続けられると伝えた。(編集・翻訳/川尻)

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