中国のSNS・小紅書(RED)に「日本の居酒屋でおじさんに1000円渡された」との投稿があり、反響が寄せられた。

投稿者の男性によると、青森の大衆居酒屋に入って席に着くと、左側に座っていたおじさんが「どこから来たの?」と話しかけてきた。

「中国です」と答えると、「日本語が上手だね。日本語は難しいってみんな言うからね」などと褒めてくれた。ただ男性は「実のところ私の日本語はいいかげんで、彼が話してくれた内容はよく分からない部分も多く、ただ笑ってうなずくだけだった」と振り返った。

しばらくすると、白人男性が店に入ってきて近くに座った。おじさんはまた声をかけたが、その白人男性も日本語はあまり聞き取れない様子で、「日本語分からない」などと何度も繰り返していた。その後は、特におじさんと話すこともなく時間が過ぎていった。

男性が会計をしようとすると、おじさんがやってきて「2人共、20代でしょ?」と聞いてきた。投稿者が「22歳です」と答えると、白人男性も「22歳ですか」と笑顔を見せた。おじさんは財布から1000円札を取り出して男性に渡してきた。男性は手を振って受け取りを断ろうとしたが、おじさんは押し込むように渡してきて「大丈夫、大丈夫」と言った。結局、断り切れずに受け取った。

おじさんは男性と握手をして「中国から来てくれたんだね。

青森は寂しいところだから…うんぬんかんぬん(よく聞き取れなかった)」と話してきた。「いえいえ、面白いシティと思います」と返事をすると、おじさんは楽しそうに笑った。最後には中国語と思われる言葉をかけてくれたが、男性は聞き取れなかったという。

男性は、「1000円をもらって申し訳ない気持ちでいっぱいになった。店を出る時、おじさんに何度もお礼を言った。おじさんはうれしそうに手を振ってくれた後、あの白人男性とおしゃべりの続きをしていた」とつづった。

中国のネットユーザーからは「一杯おごるよってことかな」「素晴らしい経験をしたね」「小さな街には不思議な出会いが多い」「本当に優しい人だね」「日本の田舎には親切な人がたくさんいる。私も仙台で出会ったことがある」「受け取った善意は、機会があったらほかの人につないでいくといいよ」といった声が上がった。

また、「田舎の人はみんな親切だね。私たちは八戸の居酒屋で店主にマグロの握りをサービスしてもらったし、道で出会ったおばあちゃんが褒めちぎってくれた」「コロナ前に日本の居酒屋で食事をした時、おじさんが話しかけてきた。ハワイから帰ってきたばかりだそうで、『いいですね』って言った。帰り際におじさんが握手を求めてきて、握ったら何か感触があった。

手を開けたらそこには米ドル紙幣があった」「日本のおじさんおばさんの中にはすごく親切な人がいる。日本で知り合ったおばさんは、私が一人旅だと知っておすすめのお店を教えてくれた上、『好きな物を食べて』ってお金まで渡してくれた」といった体験談も書き込まれた。(翻訳・編集/北田)

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