エイプリル・フール~ミュージカル『ヘアー』~『ありがとう』~『HORO』など、60~70年代から現在まで、日本ロックの中心でグルーヴを放ち続ける元祖Jソウル・ヴォーカリスト=小坂忠。その至福の歌声と、ティン・パン・アレー人脈を中心とした確かな演奏が詰まった名盤2作を「オリジナルディスク」+「ボーナスディスク」の2枚組仕様で復刻。
語り下ろし本人インタビュー掲載 監修:長門芳郎(パイドパイパーハウス) [2枚組デラックス盤] Disc1:本人監修・最新マスタリングによる名盤オリジナル復刻 Disc2:当時のライブ音源とCMソングを収録。初音盤化の貴重音源 『CHEW KOSAKA SINGS』 ◆ファースト・アルバム『ありがとう』と同じく、ミッキー・カーチスによるプロデュース。クリスチャンとなった小坂版CCM(クリスチャン・コンテンポラリー・ミュージック)の萌芽が覗く傑作。ハワイ録音。 ファルセットの効いたレゲエ「MUSIC」、ロックンロール「GUITAR AND DONUT」、爽快な「RAINBOW」、タイトル通りハワイアンのM9等、ヴォーカリストの力量が発揮されたバラエティー豊かなショーボート移籍第一弾アルバム。 ◆1977年ヤクルトホールでのライブ音源を初音盤化、ボーナスディスクに収録! 「ありがとう」「はずかしそうに」といった初期の名曲にかまやつひろしとのデュエット「からす」などを貴重な音源をお蔵出し、(もちろん「どろんこまつり」も収録)。坂本龍一高橋幸宏をはじめとする豪華ミュージシャンのバッキングにも注目 『モーニング』細野晴臣、鈴木茂をはじめ、ティン・パン・アレーやブレッド&バター周辺のメンバーが参加。作詞で松本隆も参加、はっぴぃえんどの延長線上にあり、名盤『HOSONO HOUSE』の小坂版とも言える、心和むサウンドとパーソナルな佇まいは色褪せることなく日本のロック史に残る傑作にして、自身がプロデュースした最重要作。自社トラスタジオでの録音。 ◆ボーナス・ディスクには1976年10月から約一年間、日本テレビ系列で放送された、石立鉄男主演『気まぐれ天使』の大野雄二作曲による主題歌や挿入歌からヴォーカル・トラックを抜粋。さらに初音盤化となるCMソングを収録。アルバム未収録シングル「からだを起こせ」としてもリリースされた味の素「クノール・カップスープ」、小坂らしいSSW作品、有隣堂「いっさつの本があれば」など、幅広い音楽性と情感豊かなヴォーカルはファンのみならず必聴の楽曲を収録。

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