中国では「日本とドイツは似ている」と感じる人が多いようだ。中国のQ&Aサイト・悟空問答にこのほど、「日本とドイツのどちらの方がすごいか」と題するスレッドが立てられた。
スレッドに寄せられたコメントを見ると、「経済・軍事では日本の方が強く、政治ではドイツの方が強い」とし、「総合的には日本の方が少し強いのではないか」という意見や、「世界第3位の経済大国で、科学技術や軍事も強い日本のほうが絶対に上」という意見があった。
また、日本とドイツのどちらにも住んでいたことがあるという中国人ユーザーは、実体験から「表面上はどちらも先進国で同じくらいの実力に見えるが、実は全然違う」と伝えている。生活面では、日本は商品の選択肢が豊富で、パッケージも美しく、サービスも世界一流で24時間営業の店が多く、「日本が大学生だとしたらドイツは小学生」と日本をべた褒めしている。また、経済・軍事面でも日本の方が強いと思うが、政治面ではドイツの方が強いと思うと伝えた。
このように、日本が強いという意見とドイツが強いという意見とで分かれていたが、「どっちもどっち」と答える人もいた。ある人は「日独英仏の4カ国は同じくらい」で、米中ロ3カ国の次に位置しているとした。また、日本もドイツも米国に頼っているので、本質的に違いはないが「ずっと常任理事国入りを目指して働きかけている日本の方が、世界への影響力はある」と評している声もあった
全体的には、日本とドイツの総合的な実力は、大差はないが日本の方が少し強い、との答えが最も多いようだった。特に、日本の経済力と軍事力は高く評価されていたが、これははっきり数値に表れるもので、どちらも日本の世界ランキングが高いためだろう。いずれにしても、日本もドイツも中国では高く評価されているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)