中国でケンタッキー・フライドチキン(KFC)やピザハットなどを運営する百勝中国<ヤム・チャイナ>(09987/香港)が2月8日、2022年10~12月期(第4四半期)および22年12月期通期の業績を発表した。
22年10~12月期の売上高は20億8800万米ドルで前年同期比8.86%減、純利益は5300万ドルで同89%減となった。
一方で、デリバリーの需要が大きく増え、KFCとピザハットの売上に占めるデリバリーの割合が45%と、前年同時期から10ポイント上昇した。
22年12月期通期の決算は、第4四半期の業績低迷影響を受け、売上高が95億6900万ドルで前期比2.89%減、純利益は4億4200万ドルで同55.35%減と、大幅な減益となった。
22年12月31日現在の店舗数は1万2947店舗(KFCが9094店舗、ピザハットが2903店舗、その他950店舗)で前年同時期より1159店舗の純増(KFCは926店舗、ピザハットは313店舗の純増、その他店舗は80店舗の純減)となっており、23年も1100~1300店舗の純増を目指す。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)