米長期金利の上昇が嫌気される流れ。
業種別では、資源・素材の下げが目立つ。化学品の万華化学集団(600309/SH)が2.4%安、非鉄の洛陽モリブデン(603993/SH)が2.2%安、産金の紫金鉱業集団(601899/SH)が2.0%安、レアアースの中国北方稀土(600111/SH)が1.8%安、建材の安徽海螺セメント(600585/SH)が1.5%安、石炭のエン鉱能源(600188/SH)が1.3%安、鉄鋼の宝山鋼鉄(600019/SH)が0.9%安で引けた。
ゼネコンや建機、発電設備などインフラ関連株も安い。中国交通建設(601800/SH)が2.9、中国建築(601668/SH)が2.3%、三一重工(600031/SH)が1.5%、上海電気集団(601727/SH)が3.5%ずつ下落した。
自動車もさえない。長城汽車(601633/SH)が3.4%安、東風汽車(600006/SH)が2.1%安、上海汽車集団(600104/SH)が2.0%安、広州汽車集団(601238/SH)が1.2%安で取引を終えた。
半面、証券株の一角はしっかり。太平洋証券(601099/SH)が2.1%、海通証券(600837/SH)が1.3%、信達証券(601059/SH)が1.0%ずつ上昇した。銀行株の一角も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.23ポイント(0.81%)安の272.79ポイント、深センB株指数が21.42ポイント(1.71%)安の1231.96ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)