韓国・テレビ朝鮮はこのほど、「物議を醸す発言が相次いだ崔東錫(チェ・ドンソク)人事革新処長が過去に旧日本軍慰安婦被害者を非難する発言をしていたことが分かった」と伝えた。
慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんは5年前、元慰安婦支援団体の理事長だった尹美香(ユン・ミヒャン)元国会議員の寄付金横領疑惑を提起した。
尹元議員は李さんの主張通り、横領などの罪で大法院(最高裁に相当)で有罪判決を受けた。懲役1年6カ月、執行猶予3年、当選無効が言い渡されたが、裁判が長くかかり、国会議員任期4年を満了した。
崔処長は7月20日に任命された後、故朴元淳(パク・ウォンスン)元ソウル市長の性暴力事件が発覚した当時、朴元市長を擁護し、被害者や被害者の弁護士を侮辱する発言をしていたことなどが指摘され、物議を醸していた。文在寅政権を批判する動画なども投稿していたという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「この人、頭はまともなの?」「病院で頭を診てもらった方がいいんじゃないのか」「ふざけた行為をしてるのは自分の方だろ」「人間性が最悪」「暴言にも程がある」「寄付金を盗んでいた尹美香を擁護して慰安婦被害者を愚弄するなんて、それでも人間か」「まともな人間ならこんなことを口にはできまい」など怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)