16日付中国新聞社電は、台湾の台北植物園に新しく設置された「蛙型公衆電話」を紹介した。

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 同植物園は日本統治時代の1921年、熱帯植物の研究のため台湾総督府殖産科が設立し、台湾に自生しない南洋諸島の植物などの栽培も行った。
現在は台湾当局の農業委員会林業試験所に所属しており、見学のために訪れる小中学生も多いという。

 中国政府は台湾の李登輝総統(在任:1988-2000年)陳水篇総統(在任:2000-2008年)を独立派として強く警戒していたが、08年3月に当選した国民党の馬英九総裁は、大陸側と協調的と歓迎。6月13日には、7月4日からの直行チャーター便の運航と同18日からの中国本土からの観光客受け入れが決まった。

 台湾旅行が庶民にとって現実味を帯びてきただけに、中国本土では春ごろから、台湾の街や風物を紹介する報道が増加気味だ。(編集担当:如月隼人)

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