(15)中国でのキックバック、肯定?否定?
中国語で「回扣」と呼ばれるキックバック(リベート)。賄賂性が高いものもあり、企業はおおむね表向きは禁止しているが、実際には、個人レベルでけっこうな額が動いていると言われる。
これは、地域ごとにあまり差が見られないというのが興味深い。驚いたのは、思いのほかキックバックに否定的な人も多く、全体平均42%で肯定派をわずかに上回っている。ただし、広州ではその割合が低く、悪いことであるという認識は北京、上海から徐々に広がっているようだ(グラフは本調査結果を基に作成)。(上海在住コラムニスト:藤時龍太)
【調査概要】
1.調査企画:サーチナ、藤時龍太
2.調査方法:上海サーチナ「新秦調査」上のインターネット・アンケート画面での回答
3.調査対象:上海、北京、広州。各都市20代、30代、40代、男女で均等割付け
4.調査期間:2008年7月
5.回答者数:300人
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