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中国では1970年代後半まで、「芸術は政治に奉仕するもの」とのイデオロギー上の制約が強く、ヌード作品は「資本的堕落の象徴」として厳しく排斥された。その後、西洋美術の受け入れも徐々に始まり、あくまでも「芸術的」と判断される前提のもとに、ヌード作品も市民権を得るようになった。
しかし、清朝末期の、西太后のヌード象が「歴史上の重要人物を侮辱している。現在でも親族がいる」などと批判されるなど、芸術ヌードを巡る論争が、最近でも起こっている。(編集担当:如月隼人)
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