16日、菅直人首相および閣僚の計18人が6月の内閣発足時の保有資産が公開され、中国の各メディアが報じるなど高い注目が集まっている。

 内閣の個人資産の平均は3286万円、菅直人首相の個人資産は2240万円だったが、中国経済網は「歴代でもっとも『貧乏』な菅直人首相の資産では、北京市の五環路内で2LDKのマンションも購入できない」と報じた。


 菅直人首相は東京都武蔵野市にマンションを2室、岡山市に父から贈与を受けた土地などの不動産を保有しているが、記事は「株式を一切保有していない点は注目に値する」とした。

 資産トップは国民新党の自見庄三郎氏(金融・郵政相)の7203万円で、最下位は民主党・山田正彦氏(農水相)の180万円だった。また、民主党の蓮舫氏(行政刷新担当相)は個人として378万円、配偶者の資産を合わせると1037万円だった。記事によれば、蓮舫氏は「投資や財テクは行っていない」という。(編集担当:畠山栄)

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