台湾メディアのTVBS新聞網は5月29日、ユニクロなどで多くの人が犯しがちなミスについて、「善意があだになる可能性がある」と伝えた。
記事によると、SNS・Threads(スレッズ)である台湾人ユーザーが「ユニクロなどで試着を終えるたびに『購入されない物はお渡しください』と言われるけど、店員さんに手間をかけさせるのが申し訳なくて、つい断って買うふりをして試着室を出た後、そっと棚に戻している」と明かした。
一方で、「結局、店員が全部もう一度チェックし直すことになる」「気持ちはすごくよく分かるし、親切心なのは伝わるけど、完全に元通りに戻せないなら店員さんに渡すべき」といった声や、現役の店員や元店員のユーザーから「ユニクロで働いた経験があるから、試着後は必ず店員さんに返す」「アパレル店員だけど、もし試着後に正確な位置や掛け方で戻せないなら、お願いだから店員に渡してほしい。結局こっちでやり直さないといけなくなる」「ハンガーの向きが逆だったり、ズボンのクリップの留め方が違ったり、サイズ順に戻してなかったり。もし100%正確に戻せないなら、遠慮せず店員に返してください」「デパートで働いていたけど、お客さんが戻した服はたいていひどい状態。余計な手間が増える」といったコメントも多かったという。
このほか、アパレル店員だというあるユーザーは「みんなが勝手に戻してしまうと、整理にかかる時間が増えて、終わらないと店長に叱られる。どこから取ったか分からなくなった服は店員に渡してほしい。たたむタイプの服は見た目が似ていても細かく違うこともあるし、乱雑に折りたたんで戻すのもやめて。店舗によっては男女でハンガーの種類を分けていることもあるので、混ぜないでほしい。試着して、いらなかった服はカゴをそのまま店員に渡せばいい。(カゴを店内の)どこかの隅に隠すように置くのはマナー違反」と訴えた。(翻訳・編集/北田)