AKB48の公式ライバルとして華々しく登場した乃木坂46だが、25日の初の公式イベントを前に、早くも先行きに暗雲が立ち込める事態が生じている。スターティングメンバーになるはずだった山本穂乃果、吉本彩華が辞退を申告。
秋元真夏は学業に専念するため一定期間活動を休止。麻生梨里子、川相陽菜は名前を偽りオーデションを受けていたことが発覚。更に若月佑美は男性とのツーショットプリクラが流出など“問題”のオンパレードだ。

　冠番組放送決定や週刊誌への初の撮り下ろし掲載など、正式デビューに向けて着々と準備が進む乃木坂46。公式サイトにも彼女らの今後の活躍を期待させるトピックスが数多く書き込まれているが、22日に発表された「メンバーに関するお知らせ」には不安視させる内容が書き込まれていた。

　まず、スターティングメンバーなるはずだった山本穂乃果、吉本彩華が辞退を申告。理由については明らかにされていないものの「本人、ご家族ともに悩みぬいた結論ですので、事務局としてもその考えを尊重したいと思い、皆様に発表させていただきます」ということのようだ。

　さらに、秋元真夏が学業に専念するため、来春まで表立った活動はしないという。ただ「復帰に向けレッスンには参加する」としている。事務局はこの3人について「いつかまた、この3人にステージで出会えることを楽しみにしています。何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします」とファンに理解を求めている。

　麻生梨里子、川相陽菜の2人は、芸名を使ってオーディションに参加していたことが判明した。
オーディションの注意事項には芸名での応募については特に記載していないことから、応募自体には問題がないとしているが、乃木坂46の方針として今後2人は本名の能條愛未（のうじょう・あみ＝麻生梨里子）、川後陽菜（かわご・ひな＝川相 陽菜）として活動するようだ。

　さらに若月佑美にいたっては、インターネット上に流出したプリクラ写真により男性との交際疑惑が浮上したが、事実確認を行ったところ「女性の友人とふざけて撮影したプリクラ」とのようだ。本人は「合格前だったとはいえ、オーディションを受ける身として軽率な行動だったと反省しております」と謝罪しているという。

　ライバルのAKB48も過去に、プリクラ流出や男性との交際疑惑などが報じられ、賑わせてくれたのだが、乃木坂46の負けず劣らずのスキャンダルぶりはヒットへの一つの目安となろうか。今後の動向が気になるところだ。（編集担当：武田雄樹）

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