覚せい剤使用による事件で逮捕された俳優チュ・ジフンのドラマ復帰が韓国で物議をかもしている。韓国メディア「スポーツソウル」が12日付で報じた。


 チュ・ジフンはドラマ『五本指』の主演オファーを受け、前向きに出演を検討しているとされ、どうドラマに出演することになれば、2007年『魔王』以来5年ぶりのドラマ出演となる。

 2009年に覚せい剤使用で懲役6カ月、執行猶予1年を宣告されたチュ・ジフンは、翌10年に軍隊へ入隊し、11年11月に除隊した。 その後、映画『私は王である』で俳優業を再開していた。

 しかし、チュ・ジフンのドラマ復帰にテレビ関係者たちは、「麻薬犯として出演禁止リストに掲載されたチュ・ジフンを、老若男女が見る地上波ドラマに復帰させるのはまだ時期尚早だ」とし、「ドラマ興行も大切だが、私生活において物議をかもした俳優を地上波放送で使うのは問題だ」と指摘した。 

 また、チュ・ジフンのドラマ出演のニュースが伝わると、韓国ネットユーザーは「麻薬で有罪判決を受けたのに、地上波ドラマに出演して良いのか?」、「麻薬のイメージが強く、ドラマのキャラクターに集中できないかもしれない」など、ネガティブな反応を見せた。(編集担当:坂下望)
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