アシックスがランニングシューズ「ASICS 33」の日本発売にちなんで、アメリカで活躍することを夢見る人たちから夢を応募してもらう「ASICS 33 DREAMS」の最高賞DREAMS賞に12歳の荒井梨里さんを選んだ。7月2日に東京・神宮前のASICS STORE HARAJUKUで授賞式を行い、荒井さんは「音楽でたくさんの人を幸せにしたいです」と受賞の喜びを語った。


 「ASICS 33 DREAMS」には2月2日から5月5日までの応募期間中に全国から約500人が応募した。その中から、各応募内容について「話題性」「実現性」「独創性」「将来性」などを基準に選考。審査員にはスポーツ部門に高橋尚子さん、ビジネス部門に津田大介氏、エンターテイメント部門にDJ KAORIさん、ファッション部門に大沼久美子さんと永野幸治さんらが参画して厳正に審査した。

 DREAMS賞の荒井さんには、333万円分の支援が行われる。荒井さんは2011年にデイビットフォスター氏が世界デビューをプロデュースするオーディションに日本代表として参加し、アジア地域でファイナリストに進んだ。「5000人のお客さまの前で歌わせていただいて、まったく初めての経験でしたが、緊張するよりも、信じられないくらいの喜びがあふれ出し、これが私の進む道なんだと確信できました」という。そのため、今回の夢企画では、一流のR&Bシンガーになるため、アメリカでトップのヴォイストレーナーによるレッスンを受けたいとして応募した。

 スポーツ部門では、今年秋の横浜国際マラソンで2時間半を切るためにボルダーで高地トレーニングをしたいという鈴木莉紗さん(27歳)。ファッション部門では、ニューヨークで自作の展示会を開きたいという高橋篤子さん(33歳)。エンターテイメント部門では、絵画を「美技速成」で約2分間で描き上げるというパフォーマンスをアメリカで実施したいという領座世蓮(エリザセレン)さん(50歳)。ビジネス部門には東日本大震災チャリティ展をニューヨークで開催したいという庄司みゆきさん(42歳)が、それぞれ受賞した。それぞれの夢に、111万円分のサポートが受けられる。


 審査員を務めた津田大介氏は、「受賞者が全員女性だったのは、現代を象徴しているように感じます。女性は、出産などによっても社会的に機会不平等なところがあると思いますが、だからこそ頑張っています。今、女性が元気で、能力を発揮している時代。夢を追うことを民間がサポートし、こうした方々を実際に応援することはすばらしい」と総括した。(編集担当:徳永浩)
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