JR九州が運行する寝台列車「ななつ星in九州」の運行開始から15日で1年が経過したことについて、中国メディアの中国新聞社は20日、「ななつ星in九州に乗車を希望する日本人が今なお行列をつくっている」と伝えた。

 記事は、寝台列車「ななつ星in九州」について、一泊二日もしくは三泊四日の豪華九州旅行を楽しめる寝台列車だと紹介したうえで、「最高級ホテルと同水準の食事・サービスを楽しめる」と紹介。


 さらに、寝台列車である「ななつ星in九州」の乗車定員は限りがあるため、乗車を希望する人はまず申し込みを行う必要があり、抽選で当選した人だけが乗車できると紹介した。

 さらに、「ななつ星in九州」の運行開始以来、平均の抽選倍率は33倍に達するとし、「ななつ星in九州」による豪華旅行は「33人が申し込んで1人しか乗車できない」ほど人気が高いと驚きを示した。

 また14日に博多駅で行われた「ななつ星in九州」の運行開始1周年記念式典でJR九州の唐池恒二会長が直近5回の抽選倍率が最高で37倍に達したことを明かしたとし、あまりの人気ぶりに「何度も申し込みをしている人の当選確立が上がる抽選方法の仕組み変更が検討されるほど」と伝えた。(編集担当:村山健二)(写真は中国新聞社の20日付報道)


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