中国メディア・今日頭条は25日「中国料理は火のようで、日本料理は水のごとし その味わいはまるで異なる」とする文章を掲載した。文章は「中国の飲食文化と日本の料理文化は、世界の飲食文化の幹から枝分かれしたそれぞれ異なる存在である。中国料理と日本料理とでは、感じるものが全く異なる」としている。
そのうえで、日本の料理人や美食家が「中国料理は火であり、日本料理は水である」と評したことを紹介。日本料理は繊細で素朴な美しさや、食材本来の味を引き出す点において極致に達する一方、中国料理は熱烈さ、華麗さ、躍動感そして調味のバリエーションの豊かさで他の追随を許さないと説明した。
また、中国料理は足し算の料理であり、勢い盛んな火で盛大に炒めることにより味が昇華される一方、日本料理は引き算の料理であり、包丁の技術が極限まで高められていると解説。両者の違いは、地理的環境のほか、国情や国民性など多くの点における違いによって生み出されたものであると伝えている。
中国料理と日本料理は「動と静」という言葉でも対比ができるかもしれない。中国料理は派手な動きや音によって見る者の食欲を湧き立てる一方、日本料理は静けさの美が重んじられる傾向にある。どちらも、甲乙つけがたい素晴らしい食文化である。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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