日本たばこ産業(JT)が先日発表した今年の喫煙者率調査で、喫煙する成人の割合が前年に比べて1.1ポイント低い18.2%となった。かたや、中国では男性を中心に喫煙率がなかなか下がらない状況にあるようだ。

 
 中国メディア・今日頭条は7月31日「世界の7大タバコブランド、日本は入っているが中国は圏外」とする記事を掲載した。記事は、中国ではさまざまなな国産ブランドタバコが存在し、全国的に有名な高級タバコである「中華」などを筆頭に、広東省では「双喜」、雲南省では「紅塔山」など地域によって異なるブランドが愛されていると伝えた。
 
 そのうえで、世界的なタバコブランドのランキングを紹介。1位は米国のマールボロ、2位は英国の555を挙げた。そして3位を日本のセブンスターとしている。4位以下はヒルトン(米国)、ケント(米国)、シガローネ(アルメニア)、ダビドフ(スイス)の順だ。
 
 記事は「国産のタバコは確かに1つも入っていない。ただ、自分にしてみれば中華のタバコことナンバーワンだ」と評している。そして最後に「喫煙は健康に有害であり、早めに禁煙した方がよい」と付け加えた。
 
 記事を読んだ中国のネットユーザーからは「マールボロとセブンスターは確かに良かった。残念ながら国内ではニセモノばかりのようだが」、「中国ブランドが重んじているのは質じゃなくて利潤だから」、「実際のところ、これらのタバコよりも、自分が小さい頃におじいちゃんが吸っていた地元ブランドのタバコの方がいいし、思い入れがある」といったコメントが寄せられた。
 
 その昔、中国へ行くたびに愛煙家の友人のために現地で見つけたいろんなブランドのタバコを1箱買って帰り、実際に吸ってもらってどんな味かを評価してもらうのを楽しみにしていた。
いつしかそんなお遊びもしなくなったが、それも時代の流れの1つと言えるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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