記事は、「日本に行ったことがある中国人なら分かるが、日本の街でゴミ箱を見つけるのは決して楽ではない。
まず、「過去に発生した事件の影響で、人びとがゴミ箱に対して恐怖の心理を抱いている。ゴミ箱の中に自分を傷つけるものが入っているかもしれないと考えるのだ。そのため、管理者が既存のゴミ箱を撤去した」との意見を伝えた。
また、ある人は日本の都市、特に東京にはカラスが非常にたくさんおり、ゴミ箱の中の物を荒らすとし、被害をなくすためにゴミ箱を撤去していると説明し、別の人は「街頭にゴミ箱を置いておくと、清掃員を雇ってゴミを回収する必要が出てくる。東京のような大都会になれば設置するゴミ箱は増え、そのコストが高くつくことになるため、ゴミ箱を設置しないことがベストの方法だと認識されているのだ」と語ったことを紹介している。
記事は、実際に日本人の話を聞くと「ゴミ処理は日本人1人1人責任だから」、「小さいころからゴミを持ち帰る習慣があるので」、「日本人はモラルが高いからあまりゴミを出さない」といった説が実に奇抜であることに気づくとし、「ゴミ箱の数と日本人のモラルは関係ないのだ」と指摘した。
確かに、街や駅のゴミ箱が明らかに減少したのは、1995年の地下鉄サリン事件、あるいは、2001年の同時多発テロ以降だろう。それだけがゴミ箱減少の理由ではないようだ。また、ゴミ箱がなくても街がそれなりに清潔を保っているという状況は、やはり、「その辺にゴミを捨ててはいけない」という市民の自覚があってこそなのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
悪意あるファウルの大量生産・・・韓国がまたW杯で話題を作った!=中国メディア
ドイツ人少女がカメラに収めた日本の高校生活に、中国ネット「ウソだろ・・・羨ましすぎる」
やるせなさ半端ないって・・・W杯取材の中国人記者「ロシアの行く先々で日本語であいさつされる」
屈強な精神力で2度追い付きドロー 中国ネット「ずっと日本が嫌いだったが・・・心から日本ガンバレと思った!」
日本に行って初めて知った、日本人が中国に対してこんな風に考えているなんて!=中国メディア