ミャンマーが、今回観光ビザを緩和することにしたのは、日本と韓国が対象である。中国人に対しても緩和したものの、今年からアライバルビザを発行すると発表するにとどまり、「日本・韓国との対応に差がある」と不満に感じているようだ。
いうまでもなく、近年中国人の海外旅行者数は非常な増加を見せており、中国人旅行者に対してビザを緩和した国も多い。日本も2017年に中国人に対するビザ発給要件を緩和している。記事は、ミャンマーは長年にわたって中国とかかわりのある国であり、これまで中国のおかげで経済効果もあったのに、「恩知らず」だと論じた。
どうやら、ビザが問題とか、恩がどうのというより、日本や韓国との扱いの差がプライドにさわったようだ。中国はミャンマーにとって最大の貿易相手国であるものの、最近では脱中国の動きがあるほどであり、経済協力を理由にミャンマー人が中国に恩を感じている様子はあまり見られない。
記事は、このような対応では、もうミャンマーに行く中国人は少なくなるだろうと予想。「どんなに景色がきれいでも、もう魅力はない」とまで言い切っている。
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