記事は、明治以降に脱亜入欧を目指して西洋の技術や政治、経済、法律を積極的に学び翻訳してきた日本では新たな意味を持った漢字語が続々と誕生し、それが漢字宗主国である中国に大量に輸出されたと紹介した。
そのうえで、「しかし、現在の日本人は漢字語の創造という面において、ほとんど新しい物を生み出せていない」と指摘。その根底には、日本の社会や経済の停滞があり、特にバブル崩壊後に生じた低欲望社会が新たな物を生み出す雰囲気や能力を削いだとした。また、特に今世紀に入ってインターネットを活用した新たな技術分野において日本は目覚ましい発展を遂げられていないする一方、中国は「支付宝」、「微信支付」といった言葉を次々生み出し、中国人観光客を通じて日本国内に浸透させていると伝えている。
記事は、著名な投資家であるジョージ・ソロス氏の話として「スペインが16世紀を牛耳り、その後200年はフランスが最も栄えた国となり、英国も19世紀にまばゆい光を放ち、20世紀は米国の世紀だった。そして今の21世紀は中国のものだ。中国語は次の世界言語になり、次世代、さらにその次の世代では英語と中国語が世界で最も重要になる」とした。
そして「今後、さらに多くの新しい中国語の語彙が中国で誕生することだろう。なぜなら、世界の歴史はすでに中国の時代に入っているのだから」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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