記事は、「世界各国ではそれぞれ自国を象徴する植物や動物を持っている」としたうえで、米国、日本そして中国の国鳥を紹介した。
続いては日本の国鳥であるキジだ。低い灌木や草地に生息し、体が丈夫であるとしたほか、翼が退化していて飛ぶのが上手ではないものの、非常に鋭利な爪を持っていて走行や地面を掘って昆虫を捕食したり、植物の根や茎を食べることに長けており、特にオスはとても美しい見た目でメスを魅了するとした。そして、戦後間もない1947年に国鳥として定められたと紹介した。
なお、キジを日本の国鳥として選んだのは学術団体の日本鳥学会であり、政府が定めたものではない。また、キジを国鳥とする法的な根拠も存在しないが、旧1万円札の裏面に印刷されるなど、国を象徴する鳥として親しまれていることに変わりはない。
そして、中国の国鳥について記事はタンチョウであると紹介。「歴史的には明や清の時代に高尚、忠正という意味を与えられ、宮廷の高官がタンチョウの刺繍入りの官服を着用した。空中を飛翔する姿は出世につながるとされ、縁起のいい鳥として多くの絵画にも用いられた」とする一方で、残念なことに中国国内でタンチョウが国鳥であることを知る人はほとんどいないのであると指摘した。
タンチョウは確かに古代より中国で親しまれ、愛されてきた鳥ではあるが、国鳥と位置付けられたのは2007年と、米国や日本に比べるとその歴史は非常に浅い。
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