記事は、「日本のある街に、一軒の屋台が出ている。
そのうえで、この店主によるチャーハンの作り方について、中国人が普段チャーハンを作る時と基本的に変わらないとする一方、鍋の取っ手が通常より長く、しかも、お椀型の中華鍋ではなく巨大なフライパンで炒めていると説明した。
まず、油をたっぷり入れて熱したフライパンにたくさんの卵を割り入れて火を通すと、そこに、大量の白米を投入して炒め始める。さらに、あらかじめ細かく切ったハムなどの具材も途中で追加したのち、塩や醤油などの調味料数種類を加えて調味する。記事は、まるでバーテンダーがカクテルを作る際に見せるような動作で調味料を投入する店主について「いささかパフォーマンスじみていた」と評した。
そして、「ここからが本当のパフォーマンスだ」とし、店主が両手で長い柄を掴むとフライパンを勢いよく持ち上げ、中のチャーハンを混ぜ始めたと紹介。店主がフライパンを持ち上げるたびに中のチャーハンは頭より上の高さにまで飛び上がったとしている。
記事は、「日本でチャーハンを作る時には、みんな鍋を持ち上げて中身を混ぜる動作をするのだという。日本人曰く儀式的なものとのことだが、初めてその様子を見た中国人はご飯が落ちてしまうのではないかと心配になるとともに、儀式というよりも非常に滑稽な動きに見えたとの印象を覚えたという」と伝えた。
さらに、数分間しばしば大きなフライパンを煽り完成したチャーハンについて記事は「平底のフライパンで作ったものの、盛り付けたチャーハンの様子はなかなかのもの。ご飯は卵をまとって金色になっているし、粒もはっきりしている」と評価。
記事が紹介したのは、静岡県沼津市の法華寺で毎年2月末に行われる桜祭りに出店するチャーハン屋台だ。店主は毎年大きなフライパンをリズムよく煽ってチャーハンを舞わせるパフォーマンスを披露しており、今年も2月24日の桜祭りで販売が行われた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本の道路がまっ平らで、中国の道路がつぎはぎだらけな理由=中国メディア
新元号は「令和」・・・日本の元号と中国の元号の関係を調べてみた=中国メディア
日本にはチップの制度がないのに、どうしてこんなに素晴らしいサービスができるのか=中国メディア
日本に行って道路を見れば、日本と中国の差がどれだけあるかが分かる=中国メディア
同じ経済発展国なのに、日本と韓国の農村ではこんなに違うものか=中国メディア