記事は、タイ交通運輸省の幹部が先日、日本の国土交通省による協力のもとで、日本の交通法規をモデルとしてタイの交通状況についてデータ収集を行い、交通法規の在り方についての議論を行ったことを明らかにしたと紹介した。
そのうえで、これまで同国では技術面への投資により道路の安全を確保することで、交通事故の減少を図ってきたが、今度は日本の助けを借りて、日本の交通法規をベースとして同国の道路交通状況を改善していくと伝えている。
また、同省が年内に日本の法規を参考にし、交通違反者に対して違反の重さに合わせて6カ月、1年、3年などの免許停止、さらには、免許取り消し制度を導入する計画であり、すでに草案の審査段階に入っていると説明した。
記事はまた、同省が「日本の道路交通が秩序正しいのは、おもにルールが厳格であるからだ」との認識を持っており、速度違反などに加えて歩道の占有や横断歩道での歩行者横断時の原則義務違反といった規定に注目したほか、特に特に飲酒運転に対する取り締まりと罰則が厳しく、運転者のみならず酒の販売・提供者や酒を勧めた人物まで同等の処罰を受けるという制度に関心を示しており、日本を参考にした厳しい交通ルールのもとで同国の交通状況が改善されることに期待を寄せたとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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