日本を個人観光ビザで訪れた中国人は移動で「公共交通機関」を利用することが一般的だが、日本と中国では同じ電車や地下鉄でも大きな違いがあるという。中国メディアの今日頭条は27日、日本の駅では中国の駅を比較して感じた違いを紹介する記事を掲載した。


 記事は、日本を個人観光ビザで訪れたことのある中国人ならば「日本滞在中にもっとも頻繁に利用した公共交通機関は電車や地下鉄だったはずだ」と伝え、なぜなら電車や地下鉄は料金が安く、路線が発達しているため、移動が非常に便利だからだと指摘。

 続けて、日本の都市部では高度経済成長期ごろに作られた駅も多く、すでに老朽化が見て取れると指摘する一方で、日本では基本的に地下鉄や電車でどこにでも行くことができ、乗り換えも便利なのは素晴らしいと論じた。

 さらに、どの国でも地下鉄は不特定多数の人が利用する公共施設であり、中国でも安全確保のために手荷物検査などの安全検査が行われていると紹介する一方、日本では安全検査は一切行われておらず、駅の入り口に警備員すらいないと指摘。この事実だけで、日本の治安がどれだけ良いかがわかるはずだと伝え、「外国人たちが日本の治安を世界有数の良さと見なすのも無理はない」と強調した。

 また、日本の駅では一部の改札が完全に「無人」で、駅員がいない改札もあると伝え、これでは客が料金を支払わずに改札を突破することも簡単ではないかと主張。もちろん監視カメラは設置してあるだろうが、「客の道徳を検証するための改札であるかのようだ」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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