平均年齢70歳以上のウエイターは注文を忘れてしまうし、時には自分で招待したお客さえ、来店時には忘れてしまう「金魚のような記憶力」の持ち主だ。しかし、「忘れられないレストラン(忘不了餐?)」というタイトルも示すように、このバラエティー番組は視聴者に忘れられない印象を残している。
自分で招待した親しい友人の顔を一時は忘れてしまってはいても、名前を聞き、しばらく会話をするうちに突然記憶がよみがえり、互いに抱き合い涙を流す。
現在、中国も高齢化社会に突入しつつあり、高齢者の10人に1人が認知症の問題を抱えている。そして認知症患者の半数がアルツハイマーの症状を訴えている。とはいえ、多くの人たちのこうした症状についての理解はあまりなく、こうした病気への負のイメージが先行している状況だ。
まさに、日本でも話題なったイベント「注文をまちがえる料理店」のバラエティー版とも言えるこの番組。
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